川柳

ウラノのマッサージ師の日常
俳句と川柳

大阪府豊中市で開業して30年以上の実績を持つウラノマッサージの熊内です。 今回は俳句と川柳の違いについてかいてみました。 俳句と川柳は同じ「俳諧の連歌」から生まれた兄弟のような物です。 連歌は、前の人が作った五七五の歌に別の人が七七の下の句を付け、さらに別の人がそれに五七五をの句を付けるといったことを繰り返し、36句、あるいは100句までで一作品とします。 俳句は、この俳諧の連歌の発句(最初の句)が単独で作られるようになったものです。  川柳は、付け句が独立したものです。 連歌は、参加者が交互に下の句を付けていくものですが、先に七七の下の句(前句)をお題として出して、それにベストマッチする五七 […]

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ウラノのマッサージ師の日常
川柳の歴史を紹介

こんにちは。大阪府豊中市で開業して30年以上の実績を持つウラノマッサージの熊内です。 前回のわたしのブログでは現代の文芸川柳についてご紹介しました。今回は川柳の歴史についてご紹介します。川柳は江戸時代中期に誕生しました。 いったい、どのようにして誕生したのでしょうか?その歴史を見ていこうと思います。日本には古くから5・7・5・7・7の31音で詠まれる「和歌」という文化がありました。川柳の起源を振り返ると、この和歌に行き着きます。鎌倉時代に入ると、今までは一人の人間が詠んできた和歌を、上の句(5・7・5)と下の句(7・7)に分け、それぞれ別の人間が詠むという試みが起こりました。上の句を受けて別の […]

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ブログ
川柳をはじめました

こんにちは。大阪府豊中市で開業して30年以上の実績を持つウラノマッサージの熊内です。 最近私はRP-net川柳会「もやい傘」に入会し川柳を始めました。今回は文芸川柳についてご紹介したいとおもいます。  皆さんはこんな言い回しを聞いたことがあるでしょうか。  孝行のしたい時分に親はなし  色男金と力はなかりけり これらは格言や諺のように言い伝えられていますが、実はいずれも江戸時代に詠まれた川柳の名句です。これらの皮肉や風刺の利いた、そして軽妙な川柳の名句は庶民の間に脈々と受け継がれてきました。 現代の川柳は、人間の喜怒哀楽を自由に幅広く何でも詠むことのできる新しい文芸なのです。少し鑑賞してみてく […]

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