2020.01.16お役立ち情報
おしっこのお話
こんにちは。
大阪府豊中市で開業して30年以上の実績を持つウラノマッサージの伊藤です。
寒くなるとトイレが近くなって困りますね。
私もこの時期には明け方近くにベッドから起き出して、トイレに行くことが増えております。
◆そこで今回は「おしっこ」についてです。
◆おしっこの量は体の水分調整
体の水分は飲んだりして体に入る量と、尿や汗やその他の体から出て行く量がバランスを取るようになっています。
気温が下がると水蒸気や汗の量が減って、尿量が増えると言うわけです。
◆下記に、体の水分調節の式を紹介します。
A+B=C+D+E+F
A: 飲み物や食物として口から入れた水分(2000ml)
B: 各栄養素が代謝されたときに発生する代謝水(300ml)
C: 体表や呼気の水蒸気(900ml)
D: 尿(1300ml)
E: 便(100ml)
F: 異常排泄(汗、下痢、嘔吐、など)
上記のカッコ内の数字は、体重60kgの健康な人の場合のだいたいの量です。
◆おしっこの作られ方
おしっこは腎臓で作られます。
血液が腎臓に入ると、まず糸玉状の毛細血管の塊である糸球体でろ過されて「原尿」となって、尿細管に入ります。
この原尿の量は1日に150リットルにもなります。
尿細管では原尿から99%の水分とともに体に必要なものを再吸収して、1%だけが尿として尿管から膀胱に送られます。
膀胱は約500mlの容量があり、150ml~300mlの尿が溜まると、尿意を感じて排泄されるのです。
◆頻尿という「おしっこ」の回数が多い人はどんな人?
以下に列挙します。
●冷えが強い
●運動不足
●妊娠中
●強いストレスを感じている
●コーヒー、紅茶、お茶などカフェイン入り飲料やビールなど、お酒をたくさん飲む
●降圧剤など、利尿作用の強い医薬品を服用している
●更年期障害がある
●前立腺が肥大している
●膀胱炎や尿道炎など細菌感染症にかかっている
●糖尿病と診断されている
●尿道結石がある
◆頻尿や尿漏れに対するマッサージの効果
最近の研究では膀胱という臓器の柔軟性を高めれば、頻尿や尿漏れが改善できるとされています。
東洋医学では体の後ろ面全体を「膀胱経」という経絡で捉えています。
膀胱経は経絡の中で最もツボの数が多い経絡です。
その場所も頭から首、背中、腰、お尻、下肢の後ろ側全部と「かかと」、足の小指まであります。
肩や腕を除けばマッサージで最も重要な部分と言えます。
膀胱経は他の内臓とも関係が深く、体全体や尿を溜める膀胱の血流アップと柔軟性向上が図れます。
首肩のコリや腰痛解消だけ出なく、内臓に対する効果も大です。
ぜひお試しください。
大阪府豊中市で鍼・マッサージをお探しなら、ぜひ私たちにお任せください。
肩こり、腰痛、膝の痛み、この時期流行る寝違いやぎっくり腰、ゴルフ帰りの体の疲れなど、免許を持った専門家の私たちにご相談ください。 鍼やマッサージを組み合わせて、治療します。
ご予約・お問い合わせはお気軽に、
TEL: 06-6835-3135
朝9時から夜9時まで受け付けてますので、まずはお電話お待ちしてます。