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2019.11.11お役立ち情報

鼻がつまる仕組みと、鼻づまりを解消する方法






こんにちは。熊内です。
今日は【鼻づまり】のおはなしです。
鼻づまりは、それだけで仕事を休みたくなるほど辛いですよね。
そんな鼻づまりですが、どんなメカニズムで鼻がつまってしまうのか、ご存知ですか?
ここでは、どのように鼻が詰まってしまうのか、それを簡易的に治す方法にはどのようなものがあるかを書いていきたいと思います。
鼻づまりの原因は?





1・体の外から、本当なら体にはないはずの異物(花粉、ホコリ、黄砂、アレルゲンなど)が空気と一緒に鼻へ入ってくると、鼻の中でそれをキャッチします。
鼻毛は、このように異物をキャッチして体の中深くへ入れないようにするためのフィルターとしての役割をもっています。





2・「変なやつがはいってきたぞ!」という知らせを受けて、炎症がおこります。
炎症のしくみは以下の通りです。
入ってきた異物はその場で壊さなくてはならないので、異物を食べてしまう役目を持った白血球たちが、鼻の中へ集まってきます。白血球は、血液の中にいて、血流に乗ってやってきます。
そのため、鼻の中に血液が集まることになります。
結果、血管が拡張して大きくなるので、そのあたりが腫れて、鼻の空気の通り道はせばまり、息苦しくなります。
(皮膚の炎症では、その部分が赤くなるのが見えますが、それも鼻の炎症と同じで、血管が拡張することで赤く見えるのです。)
 





鼻づまりを解消したい!
実はつまっている側と反対側の脇の下にペットボトルをはさむと、すぐに鼻の通りが良くなり始めます。早ければ10秒くらいで変化がおきます。
ちょっと難しい話になってしまいますが、つまっている側と反対側の脇の下にペットボトルをはさむと何が起きるのかを見てみましょう。
仮に、右の鼻がつまっているとしましょう。
この時は左の脇の下を圧迫します。
すると、左の脇の下を通っている交感神経性の神経を圧迫することになるので、
左半身の交感神経のはたらきがおさえられるのです。
すると今度は、反対に右半身の交感神経の働きはよくなるのです。
交感神経には、血管を収縮させるはたらきがあります。
炎症は、血管が拡張しておこるので、交感神経によって血管を収縮させられれば、炎症はおちつくわけです。
血管が収縮すれば、その部分の腫れがひいて、鼻の空気の通り道がまた広がり、鼻が通るというわけです。





*脇を圧迫できれば効果が出るので、ペットボトルでなくても、のりのチューブとか自分のこぶしなんかでも代用できます。
つまり圧迫側は交感神経の働きが抑制的に作用非圧迫側は興奮的に作用すると言うことになります。
夜、横向きに寝ていて、上になっている側の鼻はすっきり通るのに、
下になっている側の鼻はつまる、ということはありませんか?これも同じ理由によります。
 





*ただし、この鼻づまりの解消法はあくまでもその時だけ効く方法ですので、
鼻がつまりやすい体質を治したい、とか根本的に鼻づまりを治したい、という場合には使えません。あしからず。





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