2019.05.29ブログ
川柳をはじめました
こんにちは。
大阪府豊中市で開業して30年以上の実績を持つウラノマッサージの熊内です。
最近私はRP-net川柳会「もやい傘」に入会し川柳を始めました。今回は文芸川柳についてご紹介したいとおもいます。
皆さんはこんな言い回しを聞いたことがあるでしょうか。
孝行のしたい時分に親はなし
色男金と力はなかりけり
これらは格言や諺のように言い伝えられていますが、実はいずれも江戸時代に詠まれた川柳の名句です。
これらの皮肉や風刺の利いた、そして軽妙な川柳の名句は庶民の間に脈々と受け継がれてきました。
現代の川柳は、人間の喜怒哀楽を自由に幅広く何でも詠むことのできる新しい文芸なのです。少し鑑賞してみてください。
明日逢える人の如くに別れたし 時実新子
男のうそに 敏感なふしあわせ 時実新子
散骨はしないあなたの横で寝る 水野奈江子
飲んでほし、やめてもほしい酒をつぎ 麻生葭乃
それなりにほめ方もある披露宴 園山勝利
結婚するほど野暮な恋をせず 乱雷
おまえから話せと金は借りにくし 藤原葉香郎ヨカロウ
座り直して言いたいことのある女 藤原葉香郎ヨカロウ
不細工な妻に子供はようなつき 後藤梅志
夫婦げんかしていたらしい 屋台店 高橋散二
大の字に寝る妻にして貧に耐え 西川 晃
妻だけが時世のせいにしてくれる 柴田午朗
おだやかに 話せぬ妻に してしまい 大原老夢
一人去り二人去り 仏と二人 井上信子
かかる時ポンと出したい金がない 河村一路
貧しさもあまりの果ては笑い合い 吉川雉郎
年というものは畳の上でこけ(八 九) 小島祝平
このご恩は忘れませんと寄りつかず 桂 凡
サラリーマン川柳などとは少し味を異にする、文芸川柳の面白さを解っていただけたでしょうか。
大阪府豊中市で鍼・マッサージをお探しなら、ぜひ私たちにお任せください。
辛いぎっくり腰や根違いはもちろん、病院ではなかなか治らない体のだるさなど、お客様のお話を丁寧に伺いながら、適切な治療を提案させていただきます。
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