スマホやパソコンを毎日のように使う現代。
便利な反面、目の疲れ=“眼精疲労”を感じている人はとても多いです。
「ちょっと疲れてるだけ…」と思って放っておくと、
ただの目の疲れが、視力の低下や頭痛、首の変形につながることもあります。
今回は、目を休める大切さと、自宅でできるケア方法をわかりやすくご紹介します。
< 目の疲れが引き起こす意外な不調>
目の疲れが続くと、以下のような症状が現れます。
• 視界がぼやける・ピントが合わない
• 頭痛・肩こり・首の痛み
• めまいや集中力の低下
• イライラしやすくなる
とくに、スマホを長時間見続けることで、
首が前に出る「ストレートネック」が進行しやすくなります。
目の疲れと首のゆがみは、実はとても深い関係にあるのです。
< 目を休める3つの習慣>
① 画面を“見ない時間”を意識して作る
1時間に1回は、画面から目を離すようにしましょう。
遠くの景色をぼんやり見る、窓の外を眺めるなど、
“ピントを変える”ことが目の筋肉のリラックスにつながります。
② 寝る前に目を温める
目のまわりをじんわり温めると、血流が良くなり、
目の疲れやこりが和らぎます。
• 蒸しタオル(40℃くらい)を目にのせて2〜3分
• 市販のアイマスクでもOK
深く眠れるようになり、翌朝の目覚めもスッキリします。
③ ツボ押しで目をスッキリ
目の疲れに効くツボを、指でやさしく押してみましょう!
〇晴明(せいめい)
目頭と鼻の付け根のくぼみ
両手の親指で軽く5秒押す×3回
〇攅竹(さんちく)
眉頭のくぼみ
人差し指でやさしく円を描くように刺激
〇太陽(たいよう)
こめかみの少し内側のくぼみ
中指で5秒ほど、ゆっくりと押す
※痛くない強さで、呼吸を止めずに押すのがポイントです。
“目をいたわる”ことは、自分をいたわること!
私たちはつい、体のことよりスマホや仕事を優先してしまいがちです。
でも、目は脳とつながる「情報の入り口」です。
目を大切にすることは、心と体の健康を守る第一歩でもあります。
目の疲れを感じたら、無理せずに休ませてあげてください。
その積み重ねが、将来の視力や体の不調を防ぐことにもつながります。
そして、目の疲れが慢性化していたり、
肩や首の痛みまで広がっている方は、ぜひ私たちにご相談ください。
ツボや筋肉を丁寧にケアし、スッキリとした毎日を取り戻しましょう!